名古屋市の繁華街のビル屋上で9日未明に女性の遺体が見つかり、愛知県警は同日、このビルに住む職業不詳望月壮真容疑者(26)を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
捜査1課によると、望月容疑者は2~8日、中区栄4丁目にある4階建て雑居ビルの屋上に女性の遺体を遺棄した疑いがある。屋上には配線などを収納する倉庫があり、遺体はその中からうつぶせの状態で見つかったという。
県警は3日、同市港区に住む20代女性の家族から行方不明届を受理。最後に女性と会ったとみられる望月容疑者に事情を聴いたところ、「自分が住む建物の屋上に遺体がある」という趣旨の供述し、現場を確認したところ遺体が見つかった。県警は遺体がこの女性とみて身元の特定を急ぐとともに、望月容疑者が死亡の経緯についても知っているとみて調べる。
遺体が見つかった現場は、栄駅から南東に約500メートルの雑居ビルなどが立ち並ぶ繁華街にある。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル